自宅FTPサーバーの構築方法

自宅にインターネットからアクセスできるFTPサーバーの構築
手間かかりそうだから後回しにしてたことをやっとやったから設定方法の備忘録。

できたこと:

インターネットから自宅で起動しているWindows10パソコンにFTPでアクセスしてファイル書き込み、読み出し。
クラウドストレージ契約するより格安で大容量クラウドが使えるようになる。

必要な設定

1・Windows10のFTPサーバー機能を有効化
コントロールパネル → プログラム → Windowsの機能の有効化または無効化

2・FTPユーザーの作成 – このユーザー情報でFTPにログインする
「ユーザー名(U)」、「パスワード(P)」、「パスワードの確認入力(C)」を入力
「ユーザーは次回ログオン時にパスワードの変更が必要(M)」のチェックを外し作成

3・FTPサイトの作成 – 任意のサイト名を設定
コントロールパネル → システムとセキュリティ → 管理ツール → コンピューターの管理
「インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャー」 → 「サイト」 選択
「FTPサイトの追加…」
FTPサイト名:任意
コンテンツディレクトリ:FTP接続する際のWindows10上のディスク領域を指定

4・バインドとSSL
ポート21、SSLなし
セキュリティのためにポート番号変えたり、SSL利用する場合は追加で別作業必要

5・FTPサーバーの認証と承認
認証
「基本(B)」にチェック
承認
「アクセスの許可(C)を
「指定されたユーザー」を選択し、2で作成したユーザー名を入力
「アクセス許可」読み取りと書き込みにチェック
FTPタイムアウトをデフォルトの120秒から変更する場合は、
右カラムの詳細設定…「接続」→「コントロールチャネルのタイムアウト」を変更。


6・Windowsファイアウォール
FTPサーバー項目のプライベート、パブリックにチェック
別途、受信の規則 – 新しい規則の追加からTCP21を許可設定
Windowsの仕様でFTP機能の許可とポート21の許可どちらも必要ということらしい。

7・FTP領域として設定したディレクトリの共有
FTP領域として3で設定したディレクトリを右クリックして
「アクセスを許可する(G)」→「特定のユーザー…」プルダウンから2で設定したユーザー名を選択して、アクセス許可のレベルを「読み取り/書き込み」選択。
共有(H)をクリック。

これでWindows10上の作業は完了。

DDNS設定は
自宅PC・サーバーをインターネット経由でリモートデスクトップ接続する
に書いた内容と同じ。
自宅回線は特殊な契約してない限りグローバルIPアドレスが変更されるから、インターネットからアクセスする際はDNS名でアクセスする

インターネットから接続

接続先:DDNS名
ポート:21(変更した場合はそのポート番号)
設定したユーザー名、パスワード

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