記憶することをやめたように、思考することもやめてみた
インターネット、PC,モバイル端末が普及して記憶することの意味がなくなったように AIが普及することで思考を深めることが無意味になる。
深く考えることよりも、「何について考えるか」を見つける、量産することの方が重要になってきていると思う。
思考時間を最小化してみたらどうなったか
悩む時間の削減
いままでは何か問題があったときに、まず自分で考え抜くのが当然だと思ってた。 でもAIが複雑な分析とか推論を瞬時にやってくれるいま、人間が同じ作業に何時間もかけるのが無駄でしかないと思うようになった。
重要なのは思考の質じゃなくて、何について思考するかを決める判断力だと思う。
人間とAIでやることを分けてみた
AIと人間の得意分野を整理してみると:
- AIの得意分野: データ分析、パターン認識、複雑な計算、既存情報の組み合わせ
- 人間の得意分野: 課題発見、価値判断、創造的な発想、直感的な気づき
この役割分担を意識するようになってから、人間は本来の強みである「0→1の創造」に集中できるようになった。
実際にやってみた具体的な方法
1. 日常業務を全部AIに丸投げしてみた
- 文書作成:AIにドラフト作らせてから編集する
- データ分析:AIに任せて、結果の解釈をして次のアクションも考えてもらう
- アイデア出し:AIと一緒にやって、とにかく量を重視
2. 思考を外注化してみた結果
複雑な問題が出てきても、まずはAIに論点整理と解決案を出してもらう。 人間は最終的な判断と実行だけやるようにしたら、圧倒的に生産性が上がった。
よく言われる心配ごとについて
「思考力が衰えるんじゃない?」って心配
確かに思考力は使わなければ衰える。でも計算機が普及して暗算能力が落ちても、数学的思考力が根本的に損なわれたわけではない。
重要なのは何のための思考力かをはっきりさせることだと思う。
「人間らしさがなくなるんじゃない?」って心配
思考することをやめるんじゃなくて、より人間らしい思考に集中するってことだと思っている。 創造性、直感、価値判断、感情的な理解 これらはAIには今後もしばらくできない人間固有の能力だから。
いまの働き方
実際にやってる仕事のやり方
- 課題発見: 「何が問題か?」「何が機会か?」を見つける
- AI活用: 分析や解決案の生成をAIに丸投げ
- 判断と実行: AIの出力を見て、最適な行動を選ぶ
- 反復: 結果を見て次の課題を発見
深く考えることは趣味でいい
深く考えることが無価値になるわけではない。 じっくり思考するのは、読書とか芸術鑑賞みたいに、人生を豊かにする「趣味」として楽しめばいいと思う。
仕事の生産性と個人の充実感は別物だから。
半年やってみた感想
思考をAIに任せることで、より創造的で人間がやるべき活動に時間とエネルギーを注げるようになった。
AIに思考を丸投げする生活を半年続けてみて
生産性が上がった
- 1日に進めることができたタスク量が増えた
ストレスが減った
- どうしようかとか考える時間が減ったことによる効果
やりたいこと、できることが増えた
- 消化したタスクの次に見えたことがやりたいことになったり、 試行錯誤して自力でやる必要がなくなったことでできることが増えた
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