Apple依存症 (アップル製品へのラブレター)

昨日(2018/10/31)、MacBook Airの新機種が発表された。
去年のMacBook持ってるしそこまで違いないから見送りかなぁって最初は思ったけど、
いま使ってるMacBook 2017 12inchと比較してCPUが世代違い、画面大きくなる、キーボードも変わるっていうスペック的な魅力と
会社で使ってるMacBook Air 2012がシルバー13インチだから個人Macを同じ見た目のにすれば、1日中最新Mac使えるじゃんっていう使用環境の魅力に気づいて、
気づいた瞬間アップルストアオンラインで注文してた。

MBA新製品リリース情報を得てから注文するまで3、4時間。いろんな情報サイト、twitterで今回のMacと過去のMac比較とか情報調べ続けてやっと購入。
その後丸一日経ったいまもMacBook Airってたびたびtwitter検索してるし、情報サイトみてるし、発売日に入手するにはどうすればいいかって悩み続けてる。
そんな情報収集に使ってるMac(この文章書いてるのも)がMacBook Air 2012だから、新MacBook Airになったらキータッチも違うし動きも機敏になって使いやすいんだろうなぁってずっと思ってる。

思えば過去のApple新製品が発売されたあとはいつもこんなかんじだったような気がする。
先週のAppleストア渋谷オープンに合わせたiPhone XRも、2017年11月のiPhone Xも。2017年6月のMacBook 12inchも。

Appleの新製品情報入手 → 調べる → 注文する → 数日間後に入手
この間ずっとその新製品入手したらどんなかんじだろう、いまやってることがもっと快適になって、もっと生産性高まるんじゃないかって考え続けてる。
そんなモヤモヤ感が昨日からずっと続いててこのモヤモヤ感はなんだと思ったら、MacBook Airのこと考えてるからかってやっとさっき気づいて仕事もいまいち捗らないからモヤモヤ感を文章にしてみようと思ってこの記事になってる。

大きいもの(国、自治体、会社、自宅、家族)から小さいもの(嗜好品、日常繰り返す行動)までなるべく何にも依存しないように生きていきたいと思っているのに、Appleの依存はけっこう強いらしい。
明日から海外の知らない土地で生活しないといけないとなってもなんとかなるけど、明日からApple製品すべて使えないってなると生産活動すべて停止する。
むしろ起きる気力すらなくなると思う。

<ファーストインパクト>
こんなにAppleに依存するとは10年前には思いもしなかった。
Apple製品使い始めてだいたい20年。アーリーアダプターの部類だと思う。
最初に買ったApple製品はiPod第一世代。
iPodがリリースされる前までは、SONYのネットMDに自作PCでNapsterとか使ってダウンロードしたmp3をネットMDに入る20曲とかを厳選して音楽聴いてた。
それでもその時代の主流がただのMDだったから3倍くらいの容量はあったと思う。

いつもこれだけした音楽持ち歩けないこと、たくさん持ち歩くためにMDメディアを複数枚一緒に携行しないといけないことに不便さを感じてた。
そこにiPod登場。5GBのハードディスクを内蔵している持ち歩けるmp3プレイヤーっていうのは革命的だった。
しかも背面は自分の顔が映るほどキレイな鏡面仕上げで滑らかな角。
内蔵してるモノクロのゲーム(名前は知らない、画面下にあるスクロールバーを物理クリックホイールを使って落ちてくるボールを打ち返すやつ)はおまけ的なやつだけど、
Walkmanにはなかった新しい付加機能だから外で音楽聴きながら延々やってた気がする。
音楽を数百曲持ち歩けてシンプルで使ってて気持ちいいWalkmanじゃないメディアプレイヤー。
これが僕の最初に手に入れたApple製品。最高だった。いろんな人に勧めたけど買う人はいなかったなぁ。

iPod第一世代のHDD容量いくつだったかなぁってググってみたら、いまだにiPod第一世代のバッテリーが加熱するから無償交換するってApple公式ページ見かけた。
こういうAppleのサービスもすごくいい。
Appleはいろいろなハードウェアを売ってるけど、本当に売ってるのはハードウェアを使う人の満足感、生産性、ライフスタイルとかなんじゃないかとたびたび思う。
企業としてのAppleの本とか読んだらそういう系のこと書いてありそう。

<セカンドインパクト>
iPod第一世代からiPod mini、nano、shuffle、touchと順調に進化していくメディアプレイヤーを買い替えて使い続けたけど、PCは自作PC最強()って思ってたからずっとWindowsだった。
自作PCだからなのかWindowsだからなのか、ときどきフリーズとかクラッシュするけど、そのときの最新スペックPCをパーツ交換で使い続けられることが魅力だったから自作PC使い続けてた。

自作PCの末期のほうはなかなかの変態PC具合でトリプルディスプレイで、デュアルキーボード&マウス、デスクに2台ディスプレイ・ベッドサイドに1台ディスプレイ、本体は1台で使えるから快適とか思ってた。
Pentium4の3.4Ghzをオーバークロックして3.8Ghz動作、CPUヒートシンクは巨大な塊。マザーボードは規格違いのメモリを同時稼働して、グラフィックボードも2枚挿させる変態マザーボードで有名なAsrock。
なるべく静かに動作させるために12cmファンを全面、側面、背面に複数設置。それでもやっぱりうるさいから遠くのほうに本体おいて電源ボタン、各種ケーブルすべて数m延長。
何の作業か忘れたけど、一度作業中に停電したことあって作業中データ消えたことあったから重いUPS完備。
そんな一大装置が広くはない部屋を専有しているPC環境だった。

そんなときに友人がMacのこういうところがいいっていろいろ教えてくれて、自作PCもでかくて邪魔だし末期だなぁって思ってたから初めてWindowsじゃないパソコンMacBook Proを買った。
衝撃。iPod第一世代を使ったとき以上だったと思う。すべてがすばらしい。
MacBookの蓋を開けるとき、ディスプレイにAppleロゴが表示されるとき、キータッチ、動作。すべてに統制された美しさがあって使ってて気持ちいい。
PCを使っててそれまで不満だったこと、不快だったことがすべて解消された。
それまでWebサイトを作ったこととかなかったけど、何か作りたくなってWebサイト作って。
たまたまそのサイトがSEO強くて、アフィリエイト収入で沖縄に移住したりして。(永続する収入じゃなかったら数年で東京に戻ることになったけど)

あのときMacBookを手に入れず、変態自作PCを使い続けてたらまったく違う生活だった思う。

<サードインパクト>
iPad。
部屋の一角を専有する天井まで伸びるでっかい本棚。数百冊の本。
iPad発表、予約、入手するまでの間に本の裁断スキャンサービスのとこにすべて送った。卒業アルバムも送った。見ないし。
部屋が数%広くなった。
買ったけど途中までしか読んでない本、何度も読んでてお気に入りの本、これから読もうと思って買ってある本。
すべてiPadに入れて持ち歩ける。代々木公園で平日昼間にずーっと本読んでるとき。幸福感すごかったなぁ。

ビーチクルーザーに工作用バッテリーとスピーカー取り付けて、バイク用タンクバックの透明部分にiPad入れてビジュアライザ再生して。
そのときローンチしたてのTCY Radioを代々木公園で流してるとそれっぽい人が話しかけてきたりして。

バイクのタンクバックにiPad入れて、モバイルWi-Fiルータと接続してGoole Map起動したらバイク用ナビになった。
それで地方の山とか海とか住所がない場所のいろんなパーティに行った。iPadなかったらたどり着くのに倍以上の時間かかったと思う。

いまこの文章作成しているMacBood airは2012年モデル。6年も前から使い続けてるのにずっと快適。
2017年モデルのMacBookも使ってて比較するといろいろ違いはあるけど、最新Windowsノート(会社から使えって渡されてるやつ)より遥かに快適。
動作が遅いとか早いとかじゃなくて使ってて快適。
ブログ開設していろいろ書こうと思ってネタだけ溜め込んで書いてないのに、Appleの記事書こうと思ったらこんなにたくさん書けてる。Appleすごい。

いま使ってるApple製品:
・MacBook 12inch
・iPhone XR
・iPad pro
・iPad第4世代
・Time Capsule
・AirMac Express
・MacBook Air
・Apple Watch第1世代

これまで使ってきたApple製品:
・1〜2年ごとに買い換えるMacBook
・iPhoneX、7、6、5S、4S
・iPod、mini、nano、shuffle、touch
・iPad第1世代

スティーブ・ジョブズの自伝も読んだ、映画も見た。
Apple製品の快適さはジョブズの製品に対する愛なんだと思ってる。

Appleありがとう。これからもずっとよろしくお願いします。

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